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松江哲明監督 x ディジュリドゥアーティスト GOMA 映画『フラッシュバックメモリーズ3D』

2012.11.14 up
松江哲明監督 x ディジュリドゥアーティスト GOMA 映画『フラッシュバックメモリーズ3D』
       

本来、ドキュメンタリー映画は対象にしていない東京国際映画祭のコンペティション部門で、
突出した「映画」として第25回東京国際映画祭コンペティション部門に選出され、観客賞受賞。

ひとを沸かせるような新しい世界に連れて行ってくれる映画の力、それは映画の使命であり、映画の可能性である。
松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ3D』はそれをガツンと示してくれている。

オーストリラリア・アボリジニの楽器ディジュリドゥの奏者であるGOMAは2009年首都高速で追突事故に遭遇する。
事故により、記憶の一部が消えてしまったり新しいことを覚えづらくなるという高次脳機能障害の症状が残った。
GOMAがリハビリ期間を経て復活する過程を、GOMAと妻の日記を交え、たどりつつ、
渋谷WWWで行なわれたGOMAのスタジオライブの模様と過去映像、そしてフラッシュバックが3Dのレイヤーによって映し出される。

松江哲明監督は映画を、音楽ドキュメンタリーを、新しい次元に押し上げてしまった。
実を言うと、今まで3Dにあまり魅力を感じていなかったが、
これほどまでに効果的に3Dが用いられた映画にはなかなか出会えないのではないだろうか。
なお、監督の初期からの主体への過去から未来への眼差しは健在。







上映・ライブ情報
◆ 11/16(金) 「爆音3D映画祭」@吉祥寺バウスシアター クロージング作品として3D上映
◆ 11/23(金)「「フラッシュバックメモリーズ」公開記念 GOMA&The Jungle Rhythm Section ワンマンライブ@WWW ライブと映画が合体したスペシャルな体験に。



『フラッシュバックメモリーズ3D』
72分 /2012年 日本/配給:株式会社スポッテッドプロダクションズ
(C) SPACE SHOWER NETWORKS.inc

公式サイト:http://flashbackmemories.jp/

2013年早春 新宿バルト9にて3D上映 1週間限定レイトショー公開




監督:松江哲明

1977年、東京都生まれ。99年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として監督した『あんにょんキムチ』が、99年山形国際ドキュメンタリー映画祭「アジア千波万波特別賞」、「NETPAC特別賞」、平成12年度「文化庁優秀映画賞」などを受賞。その後、『カレーライスの女たち』『童貞。をプロデュース』など刺激的な作品をコンスタントに発表。2009年、女優・林由美香を追った『あんにょん由美香』で第64回毎日映画コンクール「ドキュメンタリー賞」、前野健太が吉祥寺を歌い歩く74分ワンシーンワンカットの『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞、第10回ニッポン・コネクション「ニッポンデジタルアワード」を受賞。第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」『トーキョードリフター」ワールドプレミア上映。著書に『童貞。をプロファイル』『セルフ・ドキュメンタリー―映画監督・松江哲明ができるまで』など。

出演:GOMA

ディジュリドゥアーティスト 画家
単身で渡豪した、オーストラリアで数々のコンペティションに参加し入賞。 98年アボリジニーの聖地アーネムランドにて開催された「バルンガディジュリドゥコンペティション」では準優勝し、ノンアボリジニープレイヤー として初受賞という快挙を果たす。国内外の大型フェスにも多数参加し、自身の10周年の活動をまとめた映像制作をしていた09年交通事故に遭い高次脳機能障害の症状が後遺しMTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断され活動を休止。事故後まもなく突然緻密な点描画を描き始める。プリミティブでありながら親しみやすい抜群の色彩感覚と自由な発想で、未来へと生きる事に向き合った「純粋な創造」ともいえる絵画作品は、2010年夏に行われた初の個展『記憶展』として結実し、各種メディアや全国版の新聞にも取り上げられ社会的な関心を集めると共に連日大勢の人々が詰めかけた。その後も懸命にリハビリを続け再起不能と言われた事故から苦難を乗り越え2011年6月に静岡で行われた野外フェスティバル「頂」にてシークレットゲスト出演をし、FUJIROCK FESTIVAL’11にて伝説のライブを行い、奇跡の復活を成し遂げた。

POSTED BY
Junko HONMA
Junko HONMA / Movie Journalist
「クリエイターとのダイアローグからそのさきへ。そんな“場”をつくっていけたら。」
2012年より映画の上映会や配信の運営、PR、TVドキュメンタリーの制作の現場を経て、“ことばで伝える”ことに立ち返り、表現を取り巻く状況が大きく変わりゆく時代の中で国内外で“領域”を越えて、新たな取り組みに挑戦しつづけるクリエイターのいまをお伝えします。本サイト「theatre tokyo/ creators park スペシャルインタビュー」ほか、ウェブマガジン『HYPEBEAST.JP』ではライフスタイル、カルチャーの翻訳を担当中。大阪の制作、エキストラで初参加させていただいた、リム・カーワイ監督作品『Fly Me to Minami~恋するミナミ~』DVD/iTunes配信も絶賛発売中!!